1年間大学を休学し、バンライフをしながら北海道から鹿児島まで日本百名山を巡り「バン旅百名山」を10ヶ月ほどしてきた、<イケダとコスギ>。
コロナウイルスの影響で大学が完全にオンラインになってしまい、何か新しいプロジェクトを2人で始めたいと思い、たどり着いた結果「バンライフをしながら、日本中の山を巡りたい」でした。
たくさんの壁にぶつかりながらも、『せっかく挑戦するなら自分たちにしかできなかった!と誇れる旅にしたい』という想いで困難を乗り越えかけがえのない経験を手に入れた2人の思い出を振り返るwebアルバムを作りました。
「いつか」という言葉を言い訳に、後回しにしてきたことがたくさんあった。
この挑戦では、誰もやったことのないやり方で1番に楽しもう。
コロナ禍が始まり、
大学の授業が全てオンラインになった。
自分のやりたかったキャンパスライフもできず、
悶々とした日々が流れていた。
このまま大学に通っている今はあるのだろか。
そんなことを考え、私たちの趣味だった山登りで何かチャレンジしてみようと思い切って休学した。
人脈も一切ない中、自分からアクションを起こせたことで、
旅が始まってから今まで本当に沢山の方にお会いし、人とつながる楽しさを肌で感じた。
約300日、24時間このバンの中で生活してきた。
海外のバンライファーを参考にして、見よう見まねで木材を打ち込み、1ヶ月でこの空間を作り上げた。
旅が終わった今振り返るとよくこんな狭いところで生活できたなと思うが、辛いなんて微塵も思わなかった。むしろ、拠点を持たないという違う視点のライフスタイルを体験できたことが、私たちの今を作ってくれていると思う。
どんなチャレンジでもやり方次第でどうにでもなるし、
自ら行動することが大切だと思う。
1年間で100個以上の山を登ったが、
全く飽きることはなかった。
どの山に登っても、そこには想像できない景色が待っていて、いつでも楽しませてくれた。
もちろん山登りで辛いこともあったが、2人で鼓舞し合いながらやり切ることができた。
日常生活で思い詰めることがあれば、ぜひ山に登って、自然の中に身を投じてみてほしい。
感じ方は人それぞれだけれど、何か心が澄んだような、晴れるような気持ちにしてくれると思う。
時間は短くても、心が豊かになる出会い。
モットーは「出会える機会にアグレッシブになる」
だって、次はいつ会えるか分からないから。
様々な人と出会い、多種多様な
ライフスタイルを知り、
普通に学生をしていたら経験できなかったような
素敵な経験ばかりだった。
この旅でいちばんの財産は
たくさんの人と関われたことだと思う。
何者でもなかった僕たちを、
快く迎え入れてくれた人は数えきれない。
何のつながりもない状態からスタートした旅だったが、
振り返ればそれはもうたくさんの方々とつながることができた。
人には人の価値観があり、
自分が知らなかった価値観に出会い続けることで自分の人生の幅が広がる、そんな気がする。
この経験が「一生の宝物」だと
胸を張って言うことができる。
人は人の繋がりの中で生きている。自分たちに接してくれたように、私たちも誰にでも温かく接していけるように。
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EDIT=BROADMOOR編集部
SPECIAL THANKS=IKEDA to KOSUGI