今回の記事の主役は、某著名俳優のヘアメイクも担当するなど、その腕前は業界内外で高く評価されている吉田冬樹さん。
美容師として6年間のキャリアを積んだ後、友人とカンボジア、インドへと旅立った吉田さん。現地の人々とのコミュニケーションの中で英語の必要性を痛感し、セブ島で語学を学ぶことを決意。これが吉田さんの旅の始まりとなり、彼は世界一周、33カ国を巡る冒険に出る。
帰国後はフリーランスのヘアメイクアーティストとしての道を歩み始め、その経験と技術を活かして多くの作品に関わる。
吉田さんが見てきた世界の一部を感じ取り、まるで一緒に旅をしているかのような気持ちになるだろう。
この物語は、きっと読者の背中をそっと押してくれるはず。
自分自身にとことん時間を使う
20代って最高で贅沢だ。
僕は20代の頃に旅をした。
何歳からでも遅くはないとは世間はよく言うけれど、
やはり若いからこそ挑めるチャレンジだったり、
少々の無茶もできるなと感じている。
行動さえできれば楽しい!
ワクワクするような体験が
そこにある。
初めて取り組む事はなんでも不安や心配がつきまとう。
とにかく一歩踏み出してみる精神が大事。
その一歩を踏み出すことができない!
その気持ちはよくわかる。
でも「行動すればなんとかなる」という気持ちも大切。
不安に思っていること以上の出来事は、
大抵起こらない。(笑)
もちろん、何もなかったわけではない。
寝台列車で寝ていたら
バックパックがスラれていたり。(笑)
友人が誘ってくれた海外旅行がきっかけで
ここまで旅が好きになったが、
実はそれまでは、海外に全く興味のない人生だった。
出会いによって様々な人の価値観や
文化に触れることができ、
「こんな選択肢もあるんだ!」
と、生きる上での選択肢の幅を広げられる。
言うならば
【幸せのサイズ】を広げられる。
また、別の角度から話すと、
自分で見て触れて感じないとわからない事も多い。
TVのニュースなどもそうだが、印象的なことばかりで、
事実はそこにはない事もしばしばあると思う。
情報に惑わされないためにも、
幅広い視野を持つ事が大切。
海外旅行はその国の情勢や文化に直接触れるので、
今持っている常識を疑ういい機会になり、
物事を客観的に見る目も養うことができる。
今30歳を超えた僕だからこそ、
一歩が踏み出せない方に言えることー
やってみたことに後悔はない、
やらなかったことは
「やっておけばよかった」と
今でも後悔することがある。
僕も引き続きチャレンジのある人生にします!
皆様も一緒にワクワクする人生にして行きましょう!
PROFILE
吉田冬樹
美容師として6年間のキャリアを積んだ後、カンボジアとインドを友人と共に旅し、現地の人々との交流の中で英語の必要性を痛感。そこでセブ島で語学を学ぶことを決意し、その旅が世界一周33カ国を巡る冒険へと発展。帰国後は、フリーランスのヘアメイクアーティストとして新たなキャリアをスタート。これまでに映画『約束のネバーランド』や『遠いところ』、『ひとりぼっちじゃない』、『サイドバイサイド』、『ブルーを笑えるその日まで』などの作品に携わり、さらにNetflixの『舞妓さんちのまかないさん』にも関わるなど、多方面で活躍を続ける。
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EDIT=BROADMOOR編集部
SPECIAL THANKS=FUYUKI YOSHIDA