一点一点力強く室内の空間を美しく彩り、癒しを提供してくれる観葉植物。
その中でも、今注目すべきは灌木（かんぼく）。灌木は手入れが比較的簡単で、豊かな葉の緑色が空間を一層魅力的にしてくれます。今回は庭師がおすすめする今じわじわキテる灌木（かんぼく）の中で人気のある5つの植物をご紹介。
【1】チレコドン
チレコドンは多肉と塊根植物のmixしたような特徴的な見た目。まるで宇宙に存在する幻想的な植物のよう。耐寒性が高くないので、冬場は室内だと元気に育ちます。明るい場所を好むため、リビングや書斎に置くのに最適。
【2】ピグマエア・ケラリア
チレコドンと同様、多肉と塊根植物のmixです。ゴツゴツとした幹から生える丸い葉がとても可愛くて新たな葉が出るたびに愛おしく感じるでしょう。陶器の鉢なんかに入れてると毎日撫でたくなります。
【3】竜神木(リュウシンボク) 綴化(テッカ)
綴化は細胞の突然変異でサボテンなどに見られる現象です。竜神木綴化は砂塵を巻き上げ天高く昇る龍を想像させる様な幹のうねりの模様が特徴。
サボテンなので水やりもほぼせずに簡単に楽しむことが出来ます。
【4】コミフォラ・カタフ
コミフォラ・カタフは白くて丸い幹が美しく、そこから伸びる黒い枝、三つ葉の様に広がる葉は、まるで楊貴妃の様なオリエンタルで妖艶な雰囲気を個人的に感じています。(笑)
実は今、1番欲しい植物なのです。
【5】亀甲竜(キッコウリュウ)
亀甲竜の魅力は、名前の通り亀の甲羅の様なゴツゴツとしたかっこいい塊根部。そこから伸びるツタは光を求めて高く伸びますが、支柱を立てることでお好みの形に仕立てることも可能。葉の形は塊根部のイメージとは対照的なキュートなハート型。乾燥にも強いので、初心者にもおすすめです。
灌木は、美しい葉の色合いや形状、育てやすさなど、様々な魅力を持っています。自宅やオフィスの空間をより魅力的にしたい場合は、ぜひ今回おすすめした観葉植物を選択肢の中に入れてみてください。手入れがしやすく癒しの効果も期待でき、充実した植物のある生活になるでしょう。
EDIT=TATSUMI
