子ども達に、もっとたくさんの職業や価値観に触れて世界を広げてほしいっ!そんな想いでさまざまな仕事を紹介する「10歳でもわかる仕事図鑑」。今回は製造業界の品質管理に携わるFURUMICHIさん(28)に話を聞きました。
ー何をする仕事ですか?
溶接に使う金属を扱っていて、お客さんが求めている成分がきちんと入っているか、金属を溶かして実験・分析します。
ーその仕事をしようと思ったきっかけは?
興味関心でいうと、
実験や化学分野が好きだったことと、当時通っていた化学の専門学校で習っていたことを活かせる職場が良かった。
条件面というと、
小さい頃から名前を知っている会社だったこと・働きやすい場所・自分が見ている求人の中では比較的給料が良かった。
あとは、プライベートも充実できそうかどうか。
で選びました。
ー仕事において大切なことは何ですか?
人に納得のいく説明やプレゼンができることが必要で、なぜこの数値が出たのか、本当にこの値は合っているのか、様々な角度から思考することが求められます。
ーその仕事をしていて楽しいところは?
会社にとって重要な役割を担えていると感じることと、
納期が短い仕事も多々ある中での、やり切った時の達成感がありますね。
ー苦労したところは?
慣れるまでの基礎知識の習得。
あと、キッチリしていないと苦労します。(笑)
ーどんな人が適していると思いますか?
2つあって、
①「黙々とやれる人」
品質管理の性質上、検査をクリアして当たり前という感覚なので、褒められることはあまりない仕事なんです。だからこそ自分で毎日楽しみを見つけて日々課題に向かえる人が向いていると思います。
②「考えるのが楽しい人」
固定概念に囚われると、ミスや怪我につながるので、
他人の考えを自分に置き換えて再考・疑うことが求められます。
ー子供のころどんな職業に憧れていましたか?
電車の運転手
回転寿司やさん
ー子供のころに頑張っておいた方がいいことはなんですか?
人と話すこと。
EDIT=NADAKO
SPECIAL THANKS=FURUMICHI