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FEATURE

2026.07.31

「優勝はゴールではなく、新たなスタートだった。」サマースタイルアワード日本一が語る、身体づくりの本当の価値


「自分はどこまで通用するのか」その答えを知りたかった


──サマースタイルアワードに挑戦したきっかけを教えてください。


自分が今どのレベルにいるのか、どんな評価を受けるのか知りたかったことが一番の理由です。

また、トレーナーとして活動の幅を広げたいという思いもあり、大会への挑戦を決めました。



──当時を振り返ると、どんな状態でしたか?


今思えば、かなり精神的に追い込まれていました。

誰かと一緒にいる時間は減量のことを忘れられて楽しかったのですが、一人になるとネガティブなことばかり考えてしまって……。

半分うつ状態のような感覚だったと思います(笑)。


優勝までの道のりで、一番苦しかったのはトレーニング

一番きつかったのは、間違いなくトレーニングです。

減量中は筋力が落ちやすく、扱える重量が下がれば食事量もさらに制限しなければならない。

だからこそ、「意地でも重量を落とさない」と決め、限界まで身体と向き合い続けたそうです。

一方で、怪我だけは避けることを徹底。

無理をしすぎて怪我をしてしまえば、何もできなくなる。

だからこそ、周りにも止めてもらいながら調整していました。

また、最後まで支え続けてくれた存在もいました。

食事、トレーニング、ポージングまで全て見てくれた先輩がいました。その人がいなければ優勝はできなかったと思います。

応援してくれた皆さんにも、本当に支えられました。



優勝して変わったのは、「周りを気にしない」ということ

挑戦を決めた当初は、

「初出場で優勝なんて甘くない。」

そんな言葉をかけられることも少なくなかったといいます。

でも、人の評価を気にするのをやめて、

自分のやるべきことだけに集中しました。

その結果、優勝できた。

この経験があったからこそ、今も周りの目を気にせず挑戦できるようになりました。

また、「個人競技は一人で戦うもの」という考えも大きく変わったそうです。

実際には、たくさんの人の支えがあって初めて戦えるものなんだと気づきました。


ボディメイクが変えたのは、身体よりも”心”

「一番変わったのは、身体ではなく心です。」

そう迷いなく答えます。

もちろん身体も変わりました。

でも、それ以上に心が変わったからこそ身体も変えられたと思っています。

もし心が折れていたら、大会に出ることすらできなかったと思います。

さらに、<目標に向けて本気で努力すれば、結果はついてくる>という成功体験は、大きな自信にもつながりました。

一方で、減量期は決して華やかなものではありません。

仕事中は立っているだけでも辛く、普段ならしないようなミスをすることもありました。

友人との食事も我慢するなど、多くのものを犠牲にしながら優勝をつかみ取りました。


「大会は誰にでも勧められるものではない」

優勝した今、大会に対する考え方も少し変わりました。

大会は本当に良い経験でした。

でも、それまでの過程は想像以上に大変で、生活そのものが変わります。

だから以前ほど気軽には勧められなくなりました。

それでも、トレーニングそのものの価値は変わらないと言います。

「身体だけでなく、人としても成長できる。」

それは今も変わらず感じています。


地元に”健康を届ける場所”をつくりたい

現在は営業職として働きながら、新たな目標に向かって歩み始めています。

将来は独立して、地元にジムを作りたいです。

病気で亡くなる方が増えている中で、運動や栄養の大切さを伝えられる場所を作りたい。

健康づくりのきっかけになれる存在でありたいと思っています。


最後に読者へ


トレーニングは大変そうと思われがちですが、まずは30分でも大丈夫です。

自分のペースで始めてみてください。続ければ必ず結果は出ます。

焦らず、できることから挑戦してみてください。

EDIT=BROADMOOR編集部 

SPECIAL THANKS=Chihiro

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